社内ニートとベーシックインカムと錬金術

「社内ニート1」は悪くない生き方です。

ですので、私はそうした人々を批判する気持ちは全くありません。FIREと同じく、資本主義、新自由主義、至上主義が行き過ぎたイカれた社会をサバイバルすべく最適化した生き方の一つであると考えています。

しかし、社内ニートとして人生を楽しく生きている人には、ぜひお願いしたいことがあります。今回の記事では、そんな視点から私見を述べたいと思います。

社内ニートの人々にお願いしたいこと

私は、全ての人に生活を保証するベーシックインカム(以下、BI)の実現を推しています。そんな私が「社内ニート」の方にお願いしたいことは、以下のような疑問をぜひ持っていただきたい、ということです。

  • 「これで回ってる社会って、おかしくね?」
  • 「まるで錬金術じゃねえか?なんでこんなことが可能になってる?」
  • 「底辺労働の人たちは大変な思いをしているだろうに」

こうした疑問をぜひ持っていただき、ご自身が苦しくない程度にその疑問を深堀りしていただきたいのです。この際に、決して自己卑下・自己否定になってはいけません。あくまで無理をしない範囲でいいのです。

そうして試行錯誤を重ねた言葉の数々を、ネットなどで情報発信してもらえると嬉しいです。この際は、もちろんご自身の社内ニートとしての立場を守ることが最も大切なことですので、それは決して忘れないでください。

こうした発信をする人が増えれば、日本人が取り憑かれている、「労働絶対主義」「国民総労働制」を打破することにつながります。

  • 今の労働って、ただ体裁を整えてるだけじゃねえか?
  • 今の労働は本当に価値・幸福を生み出しているか?
  • この仕事が社会に必要ないとしたら、なぜ存続できているのだ?

おわりに

私たちのこのような試行錯誤が、全ての人に生活を保証するBIの実現に繋がっていくと思っています。 日本の労働者の多くが実は経済に貢献しない社内ニートになっている。そんな、ある意味、いびつな社会なのだとしたら、BIだって実現可能なはずです。

最期までお読みいただきありがとうございました。

  1. 企業内で業務に従事せず、ほぼ何もしていない状態の社員を指す言葉。通常は、仕事が与えられず、他の社員と比較して極端に活動が少ない場合に用いられる。仕事のやりがいが感じられない、または業務の重要性が低いと感じている場合に、この状態に陥ることがあるとされる。もちろん、無期限雇用(正規雇用)の者にはその生産性や業務遂行能力にかかわらず安定した収入が保証されている。 ↩︎
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